選択過多・決定麻痺
私たちは「選択肢は多いほど良い」と考えがちです。
自由が増え、最適な選択ができるように思えるからです。
しかし現実には、選択肢が増えるほど、
人は決められなくなり、決めても満足できなくなる傾向があります。
選択過多とは何か
選択過多とは、
選択肢が多すぎることで判断が難しくなり、
満足度や行動意欲が低下する現象です。
- 商品が多すぎて選べない
- 比較しているうちに疲れてしまう
- 決めたあとも「他の方が良かったかも」と考えてしまう
これらはすべて、選択過多の影響です。
システム1とシステム2の負荷
選択肢が少ないとき、
システム1は直感的に判断できます。
しかし選択肢が増えると、
システム2が比較・検討を強いられ、
判断コストが一気に上がります。
その結果、
- 判断を先延ばしする
- 無難な選択に逃げる
- そもそも選ばない
といった決定麻痺が起こります。
なぜ満足できなくなるのか
選択肢が多いと、
「選ばなかった可能性」が常に意識に残ります。
結果が良くても、
「もっと良い選択があったかもしれない」
という思考が満足感を削っていきます。
【ファスト&スロー】選ばなかった選択を、なぜ後から後悔してしまうのか?で扱った
後悔バイアスとも深くつながっています。
まとめ
選択肢の多さは、
必ずしも自由や幸福につながりません。
満足度を高めるには、
「選択肢を減らす」という逆の工夫が必要になることもあります。
では、選択肢が多いとき、人は何を基準に選んでいるのでしょうか。
【ファスト&スロー】なぜ人は「みんなが選んでいる方」を選んでしまうのか?
で詳しく解説していきます。
この記事で紹介したことは、
ダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』で、より体系的に解説されています。
具体例が多く、「なぜ自分はいつも同じ判断ミスをするのか」が腑に落ちる一冊です。
気になる方はこちらから確認できます。
この本は一度読んで終わりではなく、
考え方のクセに何度も気づかせてくれる一冊です。
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