もうやめたほうがいいと、頭ではわかっている。
でも
「ここまで続けたし」
「お金も時間もかけたし」
そう思って、なかなかやめられない。
この感覚、かなり多くの人が持っています。
「もったいない」は過去に引っ張られる感情
人は何かをやめるとき、
これからどうなるかよりも、
すでに失ったものを強く意識します。
- ここまで頑張った時間
- 使ったお金
- 注いだ労力
これらは、もう取り戻せません。
それでも脳は、「無駄にしたくない」と考えます。
過去は変えられないのに、判断に混ざってくる
本来、判断すべきなのは
「これからどうしたいか」だけです。
でも実際は、
過去にかけたものが頭に浮かび、
判断を邪魔します。
その結果、
やめたほうが楽になるのに、
続ける選択をしてしまいます。
やめられないのは、意志が弱いからじゃない
これは性格の問題ではありません。
人の脳が、そう考えるようにできているだけです。
「もったいない」と感じるのは、
自然で、普通の反応です。
判断を楽にする考え方
迷ったときは、こう考えてみてください。
「今日から始めるとして、これは選ぶだろうか?」
過去をいったん切り離すだけで、
判断は少し冷静になります。
やめてもいい理由があっていい
続けることが正解とは限りません。
やめることも、立派な判断です。
「もったいない」と思う自分を責めなくていい。
それは、人として自然だから。
次は
「損をしたくない気持ちが、実は一番の損を生む」
で、守りすぎる心理の話に進みます。
この記事で紹介したことは、
ダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』で、より体系的に解説されています。
具体例が多く、「なぜ自分はいつも同じ判断ミスをするのか」が腑に落ちる一冊です。
気になる方はこちらから確認できます。
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