人はなぜ“平均的”な選択をしてしまうのか?

無難なほうを選んでおけば安心。
そう思って、つい真ん中を選んでしまうことはありませんか?

それは、慎重だからではありません。


人は「目立たない選択」を好む

選択肢がいくつか並ぶと、
人は極端なものを避け、
平均的な選択に安心感を覚えます。

失敗したときに
「普通を選んだだけ」
と言い訳ができるからです。


真ん中は「正解」に見えやすい

レストランのメニューで、
一番高いものと一番安いもの。

多くの人は、その間を選びます。
真ん中は
・無難
・失敗しにくい
・バランスがいい
と感じられるからです。

でも、それが自分に合っているとは限りません。


判断を他人に預けている状態

平均を選ぶとき、
実は「自分で決めている」ようで、
判断を場の空気に任せています

「みんなが選びそう」
「これなら浮かない」

そう考えることで、
判断の責任を軽くしているのです。


無難な選択が続くと、後悔しやすい

無難は安心をくれますが、
満足感はあまり残りません。

あとから
「本当は、別のほうが良かったかも」
と思いやすくなります。


真ん中を選ぶのは、弱さではない

平均を選びたくなるのは、
人としてとても自然な反応です。

失敗を避けたい。
目立ちたくない。

そう感じるのは、普通のこと。


「平均=正解」ではないと知る

大切なのは、
平均を選ぶのが悪いのではなく、
無意識で選んでしまうことです。

「これは本当に自分に合っているか?」

一度立ち止まって考えるだけで、
選択は少し自分のものになります。


次は
⑦ 疲れているときほど、重要な決断をしてはいけない理由
に進みます。


ファスト&スロー 上 あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ文庫NF) [ ダニエル・カーネマン ]

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