直感が当たる人・外れる人の決定的な違い

「あの人、勘がいいよね」
そう言われる人がいます。

一方で、
直感で選ぶとだいたい失敗する、という人もいます。

この差は才能ではありません。


直感は「勘」ではない

直感というと、
なんとなく思いついた判断、
運任せの選択、
というイメージを持たれがちです。

でも実際の直感は、
過去の経験が無意識にまとめられたものです。

つまり直感とは、
考えていないようで、実は「蓄積の結果」。


直感が当たる人は、経験の質が違う

直感が当たる人には共通点があります。

それは

  • 同じような場面を何度も経験している
  • その結果をきちんと見ている

ということ。

うまくいったか、失敗したか。
そのフィードバックがあるほど、
脳は「次はこうしよう」と学習します。


直感が外れやすい場面もある

逆に、

  • 結果が見えにくい
  • 運や偶然の影響が大きい

こうした場面では、直感は当てになりません。

それでも人は
「前もうまくいった気がする」
という曖昧な記憶で判断してしまいます。

これが、直感が外れる原因です。


直感は信用していい。でも条件つきで

直感は、
経験がたまる分野では強い
慣れていない分野では弱い

ただそれだけの話です。

当たらない直感を責める必要はありません。
それは、まだ材料が足りないだけ。


直感が当たらなくても、自分を疑わなくていい

直感は才能ではなく、育つもの。
当たらないのは、欠点ではありません。

「この直感は、どれくらい経験がある分野だろう?」

そう考えるだけで、
判断のミスはかなり減ります。


次は
「選択肢が多いほど、なぜ人は動けなくなるのか?」
で、判断が止まる理由を見ていきます。


この記事で紹介したことは、
ダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』で、より体系的に解説されています。

具体例が多く、「なぜ自分はいつも同じ判断ミスをするのか」が腑に落ちる一冊です。
気になる方はこちらから確認できます。

ファスト&スロー 上 あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ文庫NF) [ ダニエル・カーネマン ]

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