健康(health)なくして、富(wealth)なし
幸せな人生を送るうえで、最も重要なものは健康です。
自分は勿論、愛する人たちの健康も守る必要があります。
健康の3本柱
健康は大きく分けて、
- 食事
- 睡眠
- 運動
の3つに分かれます。
この記事では睡眠について解説しています。
8時間の睡眠時間を確保せよ!
ありきたりな話ですが、多くの人にとって最適な睡眠時間は、7~8時間です。
ベッドにいる時間が100%睡眠時間になることがない以上、
8時間確保しておけば、7時間程度の睡眠がとれるという単純な理屈です。
自分はショートスリーパーだから、寝なくても大丈夫と思っている人はいい加減、中2病は卒業しましょう。
ショートスリーパーは全人口の数%しかいません。
また、遺伝なので、後天的になることもありません。
寝なくても平気なんじゃなくて、異常なことに気づけないくらい判断力が低下しているだけです。
6時間以下の睡眠を続けていると、脳は飲酒しているのと同じような状態になってしまいます。
手遅れになる前に、起きる時間から逆算し、8時間確保し、その時間になったら強制的にベッドに入るようにしましょう。
休日も同じ時間に起きる
これもご存じだとは思いますが、睡眠習慣で最も大切なのは、
毎日同じ時間に寝起きすることです。
休日も例外ではありません。
寝る時間が遅くなってしまったときでも、同じ時間に起きるようにしましょう。
睡眠時間を確保することも大切ですが、最優先は同じ時間に起きることです。
最強のナイトルーティーン
質の高い睡眠は「寝る前」の準備で決まります。 理想を追求しつつも、忙しい現代人が継続できる「2つのルート」を提案します。
【理想ルート】睡眠の質を最大化する「3・2・1」の法則
- 3時間前:食事を終える 胃腸の消化活動を終わらせることで、内臓も脳と一緒に休息モードに入ります。
- 2時間前:20分間の入浴 40℃前後の湯船に浸かり、深部体温を一時的に上げます。そこから体温が下がっていく過程で、強烈な眠気が誘発されます。
- それ以降:デジタルデトックス スマホのブルーライトを遮断し、脳の興奮を抑え、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を促します。
【簡易ルート】忙しい日の「最低限」メンテナンス
理想が難しい日でも、これだけは守ることで翌朝のダメージを最小限に抑えられます。
- 食事:なるべく早く、揚げ物を避ける 脂っこいものは消化に時間がかかり、睡眠中の脳を覚醒させてしまいます。消化に良いものを軽く摂るのが正解です。
- 入浴:1時間前に少し熱めのシャワー 湯船に浸かれない時は、首の後ろや足元をシャワーで温めるだけでも、深部体温の放熱を助ける効果があります。
- スマホ:30分前には手放す せめて「布団に入る直前まで」という悪習だけは断ち切りましょう。この30分が、翌日の集中力を左右します。
睡眠は朝から。よく寝るためのモーニングルーティーン
朝起きてすぐに日光を浴びましょう。
幸せホルモンのセロトニンが分泌されます。
そして、セロトニンは夜になると、メラトニンという睡眠ホルモンに変わります。
理想は15分程度の散歩ですが、難しい場合はベランダに出るだけでも構いません。
ポイントは窓越しではなく、直に日光を浴びることです。
直視する必要はないのですが、網膜に光を当てることも重要です。
快適な睡眠環境
最も重要なのは、光を完全に遮断すること。
一筋の光明さえない、漆黒闇を作り出すことです。
マストアイテムは遮光カーテン。
薄いカーテンで日の光とともに目覚めるなんて愚の極みです。
こだわる人は、電気のスイッチのLEDにマスキングテープを張りましょう。
寝る前に喚起し、二酸化炭素濃度を低下させることも重要です。
室温を一定に保つことも心がけましょう。
おすすめの寝具
寝巻
寝巻は天然素材のパジャマをおすすめします。
無難にコットン、高級なシルク、夏に強いリネン、冬場に強いウール。
私は、無印良品の脇に縫い目のないパジャマを愛用しています。
夏も冬も、通年で着用しています。
いや、パジャマなんて面倒だよ。
スウェットの方が楽だし、出かけられるよ。
と思う人もいるでしょう。
その気持ちはとても分かります
正直私も、ワイシャツタイプのパジャマなんて年寄りしか着ない、
古臭くてダサイものだと思っていました。
少し言いすぎな気もしますが、それくらいありえないと思ってました。
しかし、睡眠の効率を求めると、放熱性、吸水性、寝返りの打ちやすさなどを考慮すると、
天然素材のパジャマ一択となるのです。
なぜ放熱性が重要かというと、睡眠のメカニズムは、深部体温と末端体温の差が小さくなることで眠気が発生するからです。
難しい話はさておき、天然素材のパジャマを買いましょう。
私のおすすめはコットン(綿)です。
シルクは着心地は最高ですが、高いですし、洗濯が大変です。
リネンとウールは年間通して着るには適していません。
パジャマは頻繁に洗濯したいので、2.3着は欲しいです。
となると、安くて通年着用できるものが求められます。
洗濯のしやすさ、夏・冬両対応、複数買いするためのコスト
ということを考慮すればコットンが最適だと思います。
マットレス
マットレスは沈み込み過ぎない方がいいと言われていますが、諸説あります。
高性能マットレス、普通のマットレス、コンクリートで睡眠の質が変わらないという実験もあるくらいです。
これに関しては本当なのか正直疑わしいですが、それくらいマットレスが睡眠に与える影響は大きくないということです。
しかし、最も平均価格の高いマットレスが安くていいというのは、朗報でもあります。
マットレスで重要なのは寝返りを打てるかどうかです。
そのため、性能よりも大きさで選びましょう。
- 1人ならセミダブル
- 2人ならクイーンサイズ
ただ、クイーンサイズはシーツなどの用品の種類がダブル以下と比べて大幅に減ってしまうので、
セミダブルを2個買うというのもおすすめです。
生活スタイルに合わせて寝室を分ける場合などにも有効です。
悲しいことですが、男性の場合、女性と一緒に寝ると睡眠の質が下がります。
睡眠の質だけを求めるなら寝室は分けるべきです。
枕
これも諸説あります。
高すぎたり、柔らかすぎたりするのは良くないと言われています。
基本は低め、固めを選びましょう。
素材はそば殻なんかは放熱性が高くて良いようです。
私も色々使用してきましたが、未だにしっくりくる枕に出会っていません。
というか枕はなくてもいいかもしれません(笑)
パワーナップについて
睡眠時間が短くなっても、起きる時間を統一した方がいいという話をしましたが、短くなった睡眠時間を補う方法があります。
それが、パワーナップ。要するに昼寝です。
14時くらいまでに、15~20程度の昼寝をすると良いとされています。
それ以上寝ると、深い睡眠に入ってしまい、目覚めた後の倦怠感が強く、かえって体に負担がかかります。
昼寝は良いが、夕寝はNG
20分程度の昼寝は疲労回復と睡眠不足を補うのに、効果がありますが、夕方に寝るのはNGです。
理由は、せっかく蓄えたアデノシンがリセットされてしまうからです。
アデノシンとは: 起きている間に脳に溜まり続ける「眠気の元」です。
夕方に寝てしまうと、夜に向けて溜めるべきアデノシンがリセット(清算)されてしまいます。
その結果、肝心の夜に「睡眠圧」が上がらず、不眠の引き金となってしまうのです。
睡眠圧と概日リズムについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
端的に言えば、夕方に寝てしまうと夜眠れなくなってしまうので良くないということです。
実は必要な睡眠時間は年齢によって変わらない
おじいちゃん、おばあちゃんが4時とかに起きる印象無いでしょうか?
一般的に、年齢に反比例して必要な睡眠時間が減少するようなイメージを持ちやすいですが、実はそうではありません。
必要な睡眠時間は年齢によって大きく変わりません。
しかし、実際に年齢とともに睡眠時間が短くなる人が多いのも事実です。
その理由は、年齢とともに体内時計が前倒しになるからです。
人間の体内時計は、元々24時間ではありません。
24.5時間くらいあります。
普通に生活しているだけでも、時計は少しずつ後ろにずれていきます。
それを朝日でリセットしているようなイメージです。
一般的に若い人ほど、体内時計が後ろにずれています。
なので、学生を8時とか9時に登校させるのは拷問でしかありません。
実際、始業時間を2時間遅らせただけで、成績が上がったという実験もあります。
そして、年を取ればとるほど、起床時間が早くなります。
それで睡眠時間が短くなるというわけです。
年寄りの悪循環
年齢を重ねるほど、体内時計が前にずれていくので、早朝に起床し、夕方ごろに眠気が襲ってくるようになります。
夕方に寝るのが良くないというのは先ほど、説明したとおりです。
夕方に寝ることにより、夜の睡眠が浅くなり、早朝に起床するようになってしまいます。
その負のループが慢性的な睡眠不足を生むのです。
快適な目覚め
光で目覚める
「日の出とともに起きることが素晴らしい!」と、
短絡的な思考をしている人は、今すぐその考えを改めてください。
そこまで単純ではありません。
まず、日照時間は季節によって違います。
光で目覚めていては、季節によって睡眠時間にバラツキが出てしまいます。
必要な睡眠時間は年齢で変化しないように、季節によっても変化しません。
朝起きて、光を浴びて目を覚ますことは超重要です。
ただ、勘違いしてほしくないのは、光で目覚めるのは違うのです。
両者は似て非なるものです。
むしろ寝室は光が一切入らないようにした方がいいのです。
音で目覚める
かといってアラームで目覚めるのも良くありません。
スヌーズ機能なんて最悪です。
では、どうすればいいか?
答えは自力で目覚めるです。
「いや、それができたら苦労しないよ。」
と思う気持ちも分かりますが、
本来人間は目覚めようと思った時間に起きられる生き物なのです。
もし、それができないのだとしたら慢性的に睡眠時間が足りていないのでしょう。
睡眠最適化:24時間の戦略ロードマップ
1. 【朝】睡眠のタイマーをセットする
睡眠は「夜」に始まるのではなく、「朝」から始まっています。
- 起床即・日光: 起きたらすぐにベランダへ。窓を開け、網膜に直接光を届けることで「セロトニン」を分泌させます。
- 15時間の時差: 朝の光がトリガーとなり、15時間後に「メラトニン(睡眠ホルモン)」への切り替えが始まります。「何時に寝るか」より「何時に光を浴びるか」が重要です。
- 自力での目覚め: アラームやスヌーズに頼る「敗北」から卒業しましょう。本来、人間は決めた時間に起きる能力を持っています。起きられないのは単なる「睡眠不足」です。
2. 【昼】戦略的なリカバリー
不足した睡眠時間を補い、午後のパフォーマンスを最大化させます。
- パワーナップ(15〜20分): 14時までに終わらせるのが鉄則です。30分以上は深い眠りに入りすぎるため逆効果になります。
- 夕方の仮眠は厳禁: 夕方に寝ると、蓄積された「睡眠圧(アデノシン)」がリセットされ、夜の主睡眠が破壊されます。
3. 【夜】入眠へのカウントダウン
「3・2・1」のルーティーンで、脳と体をシャットダウンモードへ導きます。
- 3時間前: 食事を完了。内臓の消化活動を終わらせます。
- 2時間前: 入浴。深部体温を一時的に上げ、その後の「放熱」による眠気を誘発します。
- 1時間前: スマホを封印。ブルーライトという「覚醒ノイズ」を排除します。
4. 【環境】寝室を「聖域」に作り変える
寝室は、眠るためだけの「シェルター」でなければなりません。
- 漆黒の闇: 1級遮光カーテンで外光を断ち、家電のLEDすらマスキングテープで封印します。一筋の光も許さない環境が、深い眠りを担保します。
- 寝巻の最適解: 無印良品の天然素材パジャマを推奨。放熱性と寝返りのしやすさを重視し、スウェットという「熱の籠もる服」を脱ぎ捨てましょう。
- サイズ優先のマットレス: 高性能よりも「広さ(セミダブル以上)」を。寝返りの自由度がストレスを軽減します。
結論:睡眠は「投資」である
多くの人が「時間が余ったら寝る」と考えていますが、それは大きな間違いです。
「先に8時間の睡眠枠を確保し、残りの時間で人生を組み立てる」
この逆算思考こそが、日中のパフォーマンスを劇的に向上させる唯一の解です。




コメント